キャセイパシフィック航空CXからのメール

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この場をお借りして、マルコポーロクラブの大切な会員の皆様にご挨拶させていただきます。また、私どもがここまで成長してこられたのは、ひとえに皆様のご愛顧と長きにわたるご支援の賜物であり、ここに感謝申し上げると共に、これからの私どもの方向性についてお話させていただきます。
 
私は37年前にスワイヤグループに入社して以来、香港、マレーシア、日本にてキャセイパシフィックに勤務してまいりました。この11年間は、香港エアクラフト・エンジニアリング社(HAECO)の最高経営責任者を務めました。同社はキャセイパシフィックの親会社であるスワイヤパシフィックの完全子会社であり、世界を代表する航空機整備会社です。
 
最近の出来事と今後の見通し
この数週間に起きた出来事は、香港としても、また航空会社としても、これまでに経験したことのない困難なものでした。しかしながら、香港、そしてキャセイパシフィックは73年間の歴史を通して、いくつもの困難を克服してきましたし、困難を乗り越える度に強くなってきました。このことは、今回もこれまでと変わらぬものと信じております。香港を本拠地とする航空会社として、これから申し上げる3つの分野に焦点を当てながら、引き続き情熱(Can-Do Spirit)をもって、将来を形作ってまいります。
 
安全と安心を第一に
お客様は私どもを信頼してご旅行いただいております。安全と安心への揺るがぬ取り組みなくして、航空機を運航することはできません。安全、安心、そしてプロフェッショナルな姿勢への評価が揺らぐことのないよう、これまで以上にあらゆる努力を重ねてまいります。
 
お客様重視
お客様は多くの選択肢の中から私どもを選んでくださっています。思いやりの心をもって、常にお客様に喜んでいただけるサービスをご提供することで、また次のご旅行も私どもを選んでいただけるものと思っております。世界有数のサービスブランドとなることが私どもの目標であり、これに向けて日々目に見える形で前進していきたいと考えています。
 
強い企業体質
新機材の導入、ラウンジのリノベーション、新しいプロダクトの導入を行うとともに、さらに効率と生産性の高い企業となるべく努力を続けています。これらの取り組みの結果、私どもからご提供するサービスがより斬新なものになり、より強靭な企業体質となりました。お客様に常にベストなものをご提供すべく、これからも私どもの変革は続きます。
 
この度、キャセイパシフィック グループの最高経営責任者に任命されたことを、大変光栄に思います。これからも全社一丸となって、香港が世界屈指の国際航空輸送拠点として、またキャセイパシフィックが世界有数の航空会社であり続けるよう、努力を重ねてまいります。なお、今後はカスタマー&コマース最高責任者のロナルド・ラムからも、最新情報をお知らせすることがありますので、皆様にお伝えいたします。
 
今後ともキャセイパシフィックをご愛顧いただきますよう、お願い申し上げます。



キャセイパシフィック航空CXからのメールをアップさせていただきましたが

このような情勢下でも頑張って欲しいと願わずにはいられません!