イカロス出版の出版物で読むマイレージプログラム攻略本

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<本文ではFFP(フリークエント・フライヤーズ・プログラム)をマイレージ
書いております>

先週末に本屋さんに寄ったら航空・交通系出版社の「イカロス出版
から発行された ↑ マイレージプログラム攻略本を発見(大げさ)
イカロス出版がこうした本を出版するのは久しぶりじゃないかなと思って
思わず購入してしまいました!
(2月下旬にとっくに発行されていたんですよね(笑))

マイレージ(プログラム)ブームって時々ありますが、
航空系出版社から出版されるのは現在ブームだからなのでしょうね!?

読み終わってから同じイカロス出版発行のマイレージ攻略本を探してみました

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一番古いのはもう20年以上も前の
↑ ↓ 「FFP無料航空券ガイド」(谷川一巳著:平成9年=1997年)でした
この時代ANAもJALも国内線搭乗ではマイル加算されない時代!(笑)
(ANAはプログラム名が「プログラムA」、JALもその前まで「JALスカイプラス」でした)
当時から「スーパーフライヤーズ」や「JALグローバルクラブ」は存在していましたが、ANAは基準非公表でしたしJGCも国際線搭乗50000マイルか50回搭乗でしたからおいそれとは修行出来ませんよね!(笑)

なので無料航空券を狙うマイラーの多くはユナイテッド航空UAの「マイレージプラス」か、ノースウエスト航空NW(現:デルタ航空)の「ワールドパークス」に貯めていたようです(自分はマイレージプラス派)

9.11テロ前の航空旅行はのどかな時代でUAで米国経由ヨーロッパ行の航空券が約10万円で「マイレージプラス」に20000マイル貯まりました
しかもシンガポール(やアジア各地)までのエコノミークラス特典航空券が20000マイルだったので一度米国経由でヨーロッパに行けばアジア旅行が付いてくる
そんな時代でした

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さて次は同じく谷川一巳著 マイレージ貯めてタダ旅行」
(平成11年=1999年)

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この時代にスターアライアンスが結成され航空会社同士の連合が始まります
が、まだまだANAも加盟していませんでした

やはりマイラーは米系のプログラムに加算するのがメインで
JAL利用者もアメリカン航空AAの「アドバンテージ」に加算する方も多かったかと思います

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上記2冊の著者:谷川一巳氏は現在でもイカロス出版発行の「航空旅行」に
「空港アクセス術」のコーナーを執筆されていた方です


そして2000年(平成12年)「月刊エアステージ」の臨時増刊として
発行されたのが「航空旅行ハンドブック マイレージP.攻略」です

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いよいよANAがスターアライアンスに加盟
9.11直前のマイレージ修行が
最もダイナミックで華やかな最後の時代でした

UA利用成田―ホノルルーサンフランシスコーワシントン(DC)-ミラノの修行ルートとか現在よりスケールが違いますよね(笑)
(自分は実行していませんが、まずホノルルに行くのは成田発の時間が遅いので仕事をやや早めに切り上げればミラノに一日早く着くからです)


裏表紙の広告も懐かしいです(笑)

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2001年航空機を使ったテロ 9.11テロ発生
以降航空旅行は大きく変わってしまいました
またほとんどの国際線就航航空会社が3大アライアンスに加盟したことや
購入した航空運賃でマイル加算が決まるなど米系マイレージが使い難くなったことなどマイレージの魅力が薄れてきたようにも思えます

それでもマイレージに憑りつかれる方々は多いようで(笑)
(自分もそうですが)今でも様々な修行ルートのプランと
対抗する航空会社の「戦い」(笑)は「最高の知的ゲーム」なのでしょう!

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